人にやさしく

やさしさって難しい。

今は簡単に頑張れって言ったらいけないっていうけれど…

言いたい。

 

誰が決めた?私は言われたい。

「がんばれ!」「頑張ってるよ。」

そんなこと知ってるよ。

 

もっと頑張れよ。

頑張りがたりないよ。

なんで頑張れない?

そんな使い方ばかり目立つ。

 

【頑張る】

には、 諸説あるが

「我を張る」という語源がある。

自分の意思を貫く。

困難にぶち当たっても曲げない。

そういう意味のようだ。

 

人に言われたことをやり通すことじゃない。

無理を強いられることじゃない。

自分がやりたいことをやり通す力のことだと思う。

他人に評価される対象のものではない。

 

頑張れっ!

は、命令として使う言葉じゃない。

足りてるかどうかは自分で判断することだよ。

悔しいと思ったら、がんばれ!

もう辛いと思ったら、やめなよ。

 

がんばれ

は、魂から奮い立たされる言葉なんだと思うのです。

 

【頑張る】

には、眼張るという語源もある。

がんばれは、眼差しだったのかもしれない。

 

がんばれ

は、頑張ってる人を見たときに

何もできないけど、知ってるよ、

応援してるよ

って言葉だったような気もする。

 

ただ、一緒に奮い立たされる思いで

応援する気持ちを伝えることは悪いことですか?

 

だって、私には何もできない

あなたの苦労も、あなたの苦痛も

ちゃんと共有できない。

知ったかぶることしかできない。

もっとわかることができればいいけれど

本人にしかわからないことは山ほどある。

悔しいけれど…

 

やさしさだけじゃ人を愛せないから

なぐさめてあげられない

 

心の中ではガンバレっていっている

聞こえてほしいあなたにも

ガンバレ!

 

THE BLUE HEARTSの曲を改めて聞きたいと思った。