ついに終止符を打った。
歌に重要なのはメロディーか歌詞か論争。
ついに私の好きな番組で取り扱ってくれたわ!
マーケティング的にはそりゃメロディーだろうなと思う。第一印象は歌詞を知らない状態で聞くことが多いし、CMや番組の前後に使われる曲も歌詞を知らずに好きになる。
歌詞のないクラシックやジャズの音楽だって楽しめるのだから、メロディーが大切なのは言わずもがなである。
ただ、メロディー派70%、歌詞派が30%には驚いた。半々くらいだと思ってた。
ちなみに私は歌詞派だったのだけど、心理的や脳科学的の解説には正直少し残念な気持ちだった。発達段階とか意味解釈とか結局そういうことになるのかぁと。もっと期待してしまっていた。
それよりも、結局気に入ってる曲は歌詞がいい歌だったりするじゃない?という感想の方がグッときた。
もちろんメロディーも歌詞も重要だし、歌詞に合わせてメロディーをつけるし、メロディーに合わせて歌詞をのせる。
どっちがどうとかではないのはわかってはいるのに、どうしてどっち派という話にしなければならないのか。
そう思ってたわけだけれど、これはあの話に似てると思ったんだ。恋愛対象者は、外見が重要か、内面が重要か問題に。
私は、メロディーは外見だと思う。外側という意味ではなくて、パッと見て好きになる。ファーストインプレッション。これがなければ先へのスタートが切りにくい。パーフェクトプロポーション。
歌詞は内面だと思ったんだ。最初はメロディーに惹かれたのだけど、結局歌詞もイケてるよね。そういう歌が生涯のマイパートナーソングになる。
外見がタイプ、メロディーが好き!それは自分をあげてくれるモノなんだと思う。必ずしもテンションが高くなるわけではなくて、沁みるものもあるはずだけど、感情が揺れ動く要因。瞬発的な影響力をもつ。
内面がタイプ、歌詞が好き!ってのは、自分の中にストンッと落ちるモノ。自分を思い出させてくれるモノ。自分とそれを結ぶモノ、惹き留めるもの。長期的な影響力をもつ。
そして、メロディー派は、作家や歌詞家がどんな意図があるかに関係なく、とにかく自分の想いや感情を大切にするんじゃないかなと。あなたはあなたであって、私は私。お互いの価値観を尊重しつつ、それでも私は好きだよって。感情を押し付けることなく、価値を評価するタイプなのではないかと。
歌詞派は、番組でも言っていたけれど、自分の経験に引きつけるて考えたり、共感することを大切にしてる。だからシンガーソングライターとかで、才能というよりも歌手の人格を好きになる人多いんじゃないかな。ま、私が特定の好きな歌手がいるわけじゃないから違うかもしれないけど。あとなんとなく、若干認めて欲しい欲求の強い人多そう。
して、結果どう落ち着いたかというと…
ぶっちゃけウダウダぬかしたが、結局のところバランスとフィーリングとマッチングが大事だよね。って話で、どっちも大事だっていう最初の話に戻ったのだけど、なぜだか私の中では終止符を打ったのでした。
どこかでそんな論争が繰り広げられた時、それはいつもどこに終着してるのだろう。いつも漠然と終わるような気がするのだけれど、きちんとした決着がつくようなら観戦してみたい。