ただなだけとでもだけど
私の尊敬すべき友人の1人が結婚した。
うわっつらに
ほんと、すごい人、大好きだ
と言ったら
バカにしているのがバレた。
いや、違う。本当は本当なのだけど…。
すごいんだよ、尊敬してるんだよ
と連呼すると
彼女は言った。
ただ勉強したくてでてっただけだし、
ただそこで働いてただけだし、
ただ結婚しただけだよ
そう、でもね、そこなのです。
彼女は
「ただ好きなだけ」で、
「ただやりたいだけ」で、
過ごしてきて、こんなに輝いている。
こんなに「ただ○○なだけ」で生きている人はそう多くない気がしている。
彼女のそんなところが好き。
きっと、いや少なくとも私は
「ただ」より「でも」の方が多い。
〜がやりたいな、でも…だし
〜が好きだな、でも…だし
でも…だけど…
なに?だから?
ただ〜なだけ
で生きていくのはとても強い人にみえる。
勇敢にみえる。
私にはできない?
違う、保険が欲しいだけ。
彼女は自由でなんでもものを言うようにみえるけれど、とても気がきくし、独りよがりじゃない。具体的にみている。
ただ現実をきちんとみてるだけ
ただ自分に嘘をつかないだけ
もちろん人を傷つけたり、迷惑をかけることもあると思う。
でもどんな生き方をしてたって結局1人じゃないし、人の手を借りて生きている。
それを忘れなければいい気がする。
私もただやりたいを大事にして
素直に生きようと感じた夜だった。